「ZEH住宅」と「長期優良住宅」はどちらが住宅ローン減税枠が大きいの?の画像

「ZEH住宅」と「長期優良住宅」はどちらが住宅ローン減税枠が大きいの?

不動産流通事業


「ZEH住宅」と「長期優良住宅」はどちらも高性能住宅ですが、住宅ローン減税においては「借入限度額(=最大いくらまで減税の対象になるか)」に差が出ます。

2026年(令和8年)以降の詳細は12月末の大綱を待つ必要がありますが、現行の「子育て世帯・若者夫婦」への優遇が継続・延長される見込みであることを踏まえ、最新の予測を含めた比較表を作成しました。


【詳細比較】長期優良住宅 vs ZEH水準住宅

住宅ローン減税の最大控除額は、**「借入限度額 × 0.7% × 13年」**で決まります。

比較項目認定長期優良住宅・低炭素住宅ZEH水準省エネ住宅差額(メリット)
住宅の特徴耐久性、耐震性、維持管理が最高水準。断熱・省エネ性能が極めて高く、光熱費を抑えられる。

借入限度額


(子育て・若者世帯)

5,000万円4,500万円500万円

借入限度額


(一般世帯)

4,500万円3,500万円1,000万円

最大控除額


(13年間合計)

最大 455万円最大 409.5万円45.5万円

注: 子育て・若者世帯とは、18歳未満の子がいる、または夫婦のいずれかが39歳以下の世帯を指します。2026年以降もこの区分が維持・延長される見通しです。


視覚的にわかる!2026年入居時の「減税ランク」

住宅の性能が高ければ高いほど、国からの「お返し」も大きくなる仕組みです。

  1. 【最上位】認定長期優良住宅・低炭素住宅

    • 理由: 建物の寿命自体が長く、資産価値も維持しやすいため、最も優遇されます。

  2. 【上位】ZEH(ゼッチ)水準省エネ住宅

    • 理由: 「使うエネルギー ≒ 創るエネルギー」を目指す住宅。光熱費メリットも大きいです。

  3. 【標準】省エネ基準適合住宅

    • 理由: 現在の新築の最低ライン。限度額は3,000万円〜4,000万円程度に下がります。

  4. 【対象外】その他の住宅

    • 理由: 2024年以降、一定の省エネ基準を満たさない新築住宅は原則としてローン減税が受けられません。


2026年に向けた「損をしないための判断基準」

どちらを選ぶべきか迷っている方は、以下の基準で判断してみてください。

  • 「認定長期優良住宅」を選ぶべき人

    • 4,500万円〜5,000万円以上の高額なローンを組む予定がある。

    • 減税だけでなく、将来の売却価格(資産価値)も重視したい。

    • 固定資産税の軽減期間の延長(通常3年→5年)などの付帯メリットも受けたい。

  • 「ZEH水準住宅」を選ぶべき人

    • 借入額が3,500万円〜4,000万円程度に収まる。

    • 認定住宅にするための申請費用や建築コストの上乗せを抑えたい。

    • まずは毎月の光熱費を安くすることに重点を置きたい。


まとめ:あなたのケースではどっちがお得?

2026年は「制度の5年延長」が検討されており、子育て世帯への手厚い保護は続く見込みです。しかし、「ただの新築」では減税額が少なくなる一方なのが近年の傾向です。

今のうちからハウスメーカー等に「長期優良住宅の認定を取る場合の追加コスト」と「増える減税額」を天秤にかけて相談することをおすすめします。

”不動産流通事業”おすすめ記事

  • 【2026年最新】6,000万円借りるなら知っておきたい「住宅ローン控除」の盲点。性能の差で182万円変わる?の画像

    【2026年最新】6,000万円借りるなら知っておきたい「住宅ローン控除」の盲点。性能の差で182万円変わる?

    不動産流通事業

  • 住宅ローン控除が受けられない!?「災害レッドゾーン」での新築に新ルールの画像

    住宅ローン控除が受けられない!?「災害レッドゾーン」での新築に新ルール

    不動産流通事業

  • 年末年始休業のお知らせの画像

    年末年始休業のお知らせ

    不動産流通事業

  • 2026年以降の住宅ローン減税はどう変わる?の画像

    2026年以降の住宅ローン減税はどう変わる?

    不動産流通事業

  • CLASSY8月号に掲載されました。の画像

    CLASSY8月号に掲載されました。

    不動産流通事業

  • 海老名市で不動産購入を考えてみませんか?購入のポイントをご紹介の画像

    海老名市で不動産購入を考えてみませんか?購入のポイントをご紹介

    不動産流通事業

もっと見る