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2026年以降の住宅ローン減税はどう変わる?

不動産流通事業


住宅の購入や新築は、人生の大きな節目です。特に金銭面に直結する「住宅ローン減税」が、2026年(令和8年)以降にどうなるのか、不安を感じている方も多いでしょう。

現行制度の期限が迫るなか、今後の見通しや、賢く備えるためのポイントを解説します。


1. 2026年以降の制度継続と予測

現在、2026年以降の制度内容について政府からの正式発表はありませんが、制度そのものが延長される可能性は極めて高いと見られています。

項目現行制度(〜2025年入居)2026年以降の見通し
控除率・期間0.7%・最大13年間維持、あるいは微調整の可能性
省エネ要件必須(省エネ基準適合以上)さらに厳格化される可能性あり
子育て世帯優遇最大借入限度額の上乗せあり政策の柱として継続の公算大

ポイント: 正式な決定は、**2025年12月末に発表される「令和8年度 税制改正大綱」**にて明らかになります。


2. 【おさらい】現行制度の控除額のしくみ

2026年の改正を理解するためには、まず今のルールを知っておく必要があります。

  • 基本の計算式: 年末の住宅ローン残高 × 0.7%

  • 控除期間: 新築住宅なら原則 13年間

  • 最大控除額の例: * 一般の省エネ住宅: 最大 3,000万円(年間最大 21万円)

    • 子育て世帯・長期優良住宅: 最大 5,000万円(年間最大 35万円)

※所得税で控除しきれない分は、住民税から差し引かれます(上限あり)。


3. 2026年以降の注目すべき「3つの変化」

制度が延長される場合でも、以下の3点は内容が変化する可能性があります。

  1. 省エネ性能の「足切り」ラインの上昇

    2024年以降、省エネ基準を満たさない住宅は原則対象外となりました。2026年以降は、さらに高い基準(ZEH水準など)が必須条件になる可能性があります。

  2. 借入限度額の段階的な縮小

    これまでの傾向として、制度を延長する代わりに、控除対象となる借入の上限額を少しずつ引き下げる手法が取られてきました。

  3. 子育て・若者夫婦への手厚い支援

    少子化対策の一環として、特定の世帯(18歳未満の子がいる、または夫婦のどちらかが39歳以下)への優遇は、今後も強化される見込みです。


4. 今からできる「賢い備え」

「改正を待ってから動く」のでは、希望の物件を逃すリスクもあります。以下の3ステップで準備を進めましょう。

  • 【情報収集】2025年12月のニュースをチェック

    税制改正大綱が発表されたら、真っ先に「入居期限」と「限度額」を確認してください。

  • 【住宅選び】「ZEH水準以上」を基準にする

    今後、基準が厳しくなっても対応できるよう、最初からZEHレベルや長期優良住宅を検討することで、減税の恩恵を最大化できます。

  • 【計画】余裕を持ったスケジュールを

    2025年内の入居に間に合うのか、それとも2026年以降の新制度を狙うのか、ハウスメーカーや不動産会社と密に連携を取りましょう。


まとめ

2026年以降の住宅ローン減税は、「省エネ」と「子育て支援」がより色濃く反映される制度になると予測されます。

不確定な要素は多いものの、早めに高い性能の住宅を検討しておくことで、どんな改正があっても有利に立ち回ることができます。最新情報を逃さず、賢い家づくりを進めていきましょう。


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