不動産購入時に利用できる住宅ローンについて!選ぶポイントや金利も解説
不動産を購入する方の多くが住宅ローンを利用しますが、住宅ローンには種類があり、どれを選べば良いのかわからないという声をよく耳にします。
たしかに、住宅ローンは金融機関によってサービスや金利が異なるため、選び方のポイントを押さえて、自分に合った住宅ローンを選ぶことが大切です。
そこで今回は、不動産を購入するときに利用する住宅ローンの種類と選び方、金利プランについて解説します。
不動産の購入をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
横浜市の売買物件一覧へ進む
不動産を購入するときに利用する住宅ローンの種類
住宅ローンと聞くと、金融機関が扱うローン商品というイメージをお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
また、「フラット35」という言葉をご存じの方も多いでしょう。
一口に住宅ローンといっても種類があり、どれを選択するかによって毎月の返済額や返済総額に差が生じるため、それぞれの種類の特徴を把握し、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
そこでまずは、住宅ローンにはどのような種類があるのか、またその特徴について解説します。
住宅ローンの種類は、大きく分けると以下の3つです。
●民間融資
●公的融資
●協調融資
それぞれの特徴について、順番に解説します。
民間融資
民間融資とは、銀行や信用金庫、ローン専門会社など、金融機関や民間企業が取り扱う融資のことです。
金融機関ごとにサービスをおこなっており、条件を満たせば、店頭に提示されている金利より安くなることもあります。
また最近は、「ネット銀行」が増えており、ほとんどの銀行で住宅ローンを取り扱っています。
ネット銀行は、店舗に出向かなくても、インターネットに必要事項を入力し、審査に必要な書類をデータとしてアップロードすることで手続きを進められる手軽さが人気です。
公的融資
公的融資とは、国や住宅金融支援機構といった公的機関が提供する融資のことです。
主に、以下の2つに分けられます。
財形住宅融資
住宅金融支援機構が提供する住宅ローンの一種で、勤務先で財形貯蓄を1年以上おこない、一定条件を満たした方のみ利用できます。
通常、住宅ローンを組む際には手数料がかかりますが、財形住宅融資の場合は、手数料が発生しません。
また、一般的な住宅ローンより金利が低く設定されています。
自治体融資
自治体融資とは、都道府県や市町村が主体となって取り扱う融資のことで、住民支援・勤労者支援を目的としています。
自治体が直接融資をおこなうパターンや、自治体が指定する金融機関での借り入れに対する利子を、一部自治体が負担するタイプなど、自治体によって内容はさまざまです。
ただし、融資制度がない自治体もあるため、自治体に確認してみると良いでしょう。
協調融資
協調融資とは、民間融資と公的融資の中間で、複数の金融機関が協調しておこなう融資のことです。
住宅ローンでは、住宅金融支援機構と民間の金融機関が連携して提供する「フラット35」が挙げられます。
民間の金融機関が窓口となり、金利も金融機関ごとに異なります。
融資を受けるときに決めた金利が、返済期間中ずっと変わらないことが、フラット35の大きな特徴です。
ただし、購入する不動産が、住宅金融支援機構の定める技術基準を満たしている必要があります。
このように、住宅ローンにはいくつか種類がありますが、実際に利用している方が多いのは、民間融資です。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
横浜市の売買物件一覧へ進む
不動産を購入するときに住宅ローンを選ぶポイント
住宅ローンにはいくつか種類があることを前章で解説しましたが、住宅ローンは多くの金融機関が取り扱っているため、どれを選べば良いかわからない方も多いでしょう。
そこで次に、不動産を購入するにあたって、住宅ローンを選ぶポイントについて解説します。
ポイント1:金利
金利は、毎月の返済額や返済総額に直接影響する大きなポイントです。
金利が高ければ、それだけ返済額が大きくなります。
したがって、少しでも低い金利の金融機関を選びたいですよね。
また、住宅ローンの金利には3種類のタイプがあります。
選んだ金利タイプによって返済期間が異なったり、途中で大幅に返済額が増えたりします。
現在の金利だけに注目して住宅ローンを選ぶのではなく、金利タイプごとにシミュレーションをして、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
住宅ローンの金利タイプについては、次章で具体的に解説します。
ポイント2:ライフプラン
住宅ローンは、長期間に渡って返済していかなければなりません。
返済期間中に子どもの教育費がかさむ時期もあるでしょう。
また、定年退職する前に完済し、安心して老後を迎えたいと考える方も多いです。
返済期間を短くすれば、それだけ毎月の返済額が増えます。
毎月の返済額を抑えれば、返済期間は長くなります。
したがって、住宅ローンを借りるときは、ライフプランを立て、どれくらいの金額なら無理なく返済できるか、いつまでに完済したいかを考えたうえで選ぶことが大切です。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
横浜市の売買物件一覧へ進む
不動産を購入するときの住宅ローンの金利プラン
先述したように、住宅ローンの金利プランには種類があります。
選ぶ金利プランによって今後の生活に影響するため、どのようなプランがあるのかを把握して、シミュレーションしたうえで検討しましょう。
そこで最後に、住宅ローンの金利プランの種類と、それぞれの特徴について解説します。
住宅ローンの金利プランは以下の3つです。
変動金利型
変動金利型とは、借り入れ期間中の金利が変動するプランです。
借り入れ当初の金利は、ほかの金利よりも低く設定されていますが、金利が変動した際に返済額が変化してしまうため、当初の資金計画とかけ離れてしまうケースもあります。
したがって、自己資金があり、金利が上がって返済額が増えても返済していける方や、返済期間が短い方などに向いています。
全期間固定金利型
全期間固定金利型とは、返済期間が終了するまで借り入れ時の金利が固定されるプランです。
金利が固定されるため、毎月の返済額が変わりません。
また、借り入れ時に総返済額が確定するため、資金計画が立てやすい点が大きな特徴です。
ただし、ほかのプランより金利が高めに設定されています。
したがって、現在の返済額を抑えるより安定した生活を望む方や、金利の情勢によって返済額が上がったときに対応するのが難しいと感じる方におすすめです。
固定期間選択型
固定期間選択型とは、住宅ローンを契約するときに選んだ期間中は、金利が固定されるというプランです。
固定期間は、2年・3年・5年・10年・20年など、金融機関によって選択肢が設定されており、期間が短いほうが金利は低くなります。
固定期間が終了すると変動金利に切り替わりますが、その時点から新たに固定期間を選択することも可能です。
子どもの教育費がかさむ期間だけは低い金利で返済額を抑えたいなど、ライフプランに合わせた返済方法を選びたい方に向いています。
また、「金利の変動を気にするのは避けたいが、一定期間は低金利で返済額を抑えたい」という方にもおすすめです。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
横浜市の売買物件一覧へ進む
まとめ
不動産を購入するときに利用する住宅ローンには、民間融資、公的融資、協調融資の3種類があります。
一般的に多く利用されているのは民間融資で、さらに金利プランを選択して住宅ローンを契約することになります。
どの種類の住宅ローンを利用するのか、またどの金利プランで契約するのかによって毎月の返済額や返済総額が変わってくるため、ライフプランを立てたうえで自分に合ったものを選ぶことが大切です。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
横浜市の売買物件一覧へ進む